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小児科(総合診療科)

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総合診療科について

内科系専門診療科が担う専門的分野とは異なる視点とスタンスで、複数の専門領域にまたがるお子様の医学的な問題点を整理し、各科診療科と連携しながら診療を行っています。主に医療的なケアを必要とする児に最適な医療を提供できる診療を目標に、感染症診療をはじめとする幅広い診療をしています。

診療体制

外来

当センターは日本小児科学会の小児科専門医研修施設に認定されています。

現在、当センターの総合診療科外来は連日午前・午後診療を行っており、上記学会で認定された小児科専門医が診療を担当しています(外来担当表参照)。

当センターには小児のあらゆる病気に対応できるように多くの専門外来が設置されていますが、初診のお子様で紹介元から専門外来が指定されていない場合や現在の病気がどの専門外来に該当するかわからない場合、あるいはいくつかの専門科にまたがっていると考えられるような病気の場合に、まず総合診療科の外来受診をお勧めしています。総合診療科の外来で診察の上、適切な専門外来を判断いたします。

また、専門外来を定期的に受診されているお子様が、普段の専門外来で診療を受けている病態とは関連のない症状のために受診される場合には、原則的に総合診療科外来を受診していただきます。ただし、今回の症状が基礎疾患に悪影響を及ぼす場合には、総合診療科外来を受診後に、専門家外来受診を勧める場合もございます。

病棟

紹介入院対応・感染症診療・在宅移行支援などを様々な診療科・部門・職種と連携しておこなう院内のホスピタリスト(総合内科医)とし4名の医師(日本小児科学会専門医・指導医 4名、日本小児科学会専門医1名)が小児集中治療科(PICU)と協力してチーム医療を行っています。

総合診療科の特色

医療的ケアが必要なお子様が将来的に在宅診療や成人診療に移行できるための支援をしています。また、これらのお子様が各専門診療科や地域と連携し地域で適切な治療を受けられるよう、橋渡し的な役割を担っています。

診療実績(入院)

2023年の診療実績は入院264名、
呼吸器感染症118件、消化器疾患28件、レスパイト入院26件、在宅人工呼吸器導入/調整 4件、呼吸不全10件、熱例痙攣5件、喘息発作4件、リンパ管腫症2件、周期性嘔吐症3件、骨形成不全症3件、神経疾患関連4件、溶血性尿毒症症候群1件、1型糖尿病ケトアシドーシス1件、川崎病4件 他。

スタッフ紹介

  • 二階堂 弘輝(にかいどう こうき)

    役  職:科長(小児神経内科科長・内科部長 兼務)

    専門分野:小児科、神経

    主な資格:

    ・日本小児科学会 小児科専門医・指導医

    ・日本小児神経学会 小児神経専門医

    ・日本てんかん学会 てんかん専門医

     

  • 樋口 徹(ひぐち とおる)

    役  職:医長、感染制御部

    専門分野:小児科、感染症

    主な資格:

    ・日本小児科学会 小児科専門医・指導医

    ・日本小児感染症認定専門医・指導医

    ・日本感染症学会 感染症専門医

    ・ICD(インフェクション・コントロール・ドクター)

     

  • 石原 舞(いしはら まい)

    役  職:医員

    専門分野:小児科

    主な資格:

    ・日本小児科学会 小児科専門医

     

  • 五十嵐 敬太(いがらし けいた)

    役  職:医長(小児血液腫瘍内科 科長)

    専門分野;小児科、血液腫瘍

    主な資格:

    ・日本小児科学会 小児科専門医・指導医

    ・日本血液学会 血液専門医・指導医

    ・日本小児がん学会専門医

    ・日本造血・免疫細胞療法学会認定医

     

見学・研修を希望される皆様へ

総合診療科(総合内科)を見学・希望される医療関係者の方は下記までご連絡ください。

 

担当者:総合診療科 樋口 徹

連絡先:〒006-0041 札幌市手稲区金山1条1丁目240番6

電 話:011-691-5696(代表)

F   A   X:011-691-1000

メール:HPの問い合わせメールフォームから総合診療科宛にお願いします。